双極性障害の薬と副作用 私のケース紹介、実際の体験談

私が通院を開始してから何年経つのか分かっていませんが(日付感覚が殆どなくなってます)、今までいろいろな薬を試してきました。効果の有無は、自覚があまりできず良くわかっていないので、主治医の先生に判断を任せっぱなしになってたりしますが。

今現在服用しているのは、スルピルドと、炭酸リチウムという薬を服用しております。中には私と相性が合わず、非常につらい薬もありました。どの薬が、どの程度副作用出たのかあまり覚えてないのですが、どんなも副作用があって、結果どうなったのかを簡単にご紹介します。

過眠への拍車

私はリズム障害をもっており、睡眠に関して不眠になるよりも過眠になってしまうケースが多い状態です。最近の状態で長い場合だと15時間~20時間くらい寝てしまうことがあります。なので、眠気を強く誘発してしまうお薬は苦手でした。睡眠導入に苦労するよりも、起床することが非常に苦手で苦労しています。早く覚醒するためと、ADHDの疑いも含め、登録してもらってコンサータを処方してもらいましたが、なんか怖くて飲めなかった記憶があります。

強い吐き気(げろげろ)

薬名忘れちゃったんですが、何種類かはめまいは無いのですが、強い吐き気に襲われてしまい、実際に吐き続けて服用を断念したケースがあります。相性ってあるんですね。

手の震え

これは今も服用している、炭酸リチウムで起こります。一時期あまりにひどかったので一度服用を止めてました。どの程度の震えかというと、コーヒーカップやお味噌汁の入ったお椀など、給仕を始めると手が震え始め、こぼしてしまいます。冷たい飲み物とかだと大丈夫なのですが、熱いものが入っていると震え始め、服用からしばらくしてやめる直前のころは、かなり深刻になってきました。こぼすこと自体は拭けばいいのですが、熱い=火傷になる、これが辛かったです。熱くなりすぎないように注意したりもしたのですが、負担が大きく、しばらくの間服用を止めていました。病めたら震えは驚くくらい止まりました。

一番辛かった(怖かった)副作用

たぶん、クエチアピンというやつ。飲んだら1~2時間後くらいに強い眠気を引き起こします。眠気だけならよかったんですが、多分鼻腔が腫れて鼻で息が出来なくなります。そのせいで口呼吸をせざるを得なくなり、口内と喉がからからになってしまいました。

息のしづらさと、口の渇きが苦痛で、水を飲みに行くわけですが、眠気が強すぎて歩行が不安定になるのでベッドのそばに水の入ったコップを置くように注意してました。

しかしたまたま、大丈夫だろうというおごりから、手の届く範囲内に水がなく、あまりの苦痛から洗面所まで水を飲みに行きました。行きは良かった。無事水を飲め一息ついてベッドに戻ろうとしたその瞬間悲劇は起きました。

あまりの眠気で転倒してしまったのです。手を付くなどの防御が一切取れずに、顔面から床に頭をたたきつけられました。その衝撃で差し歯という差し歯が全て取れ口の中が大変なことに、頭を打ったせいか右手の指の感覚がマヒし、そして激しい痛みに悶絶するも眠気から身動きが取れないまさに地獄。動けないくらい眠いなら痛みを無くして欲しかった。

私は一人暮らしなので誰にも助けてもらえません。30分~1時間くらい床で悶絶していたんじゃないかな。途中、あ、これ死ぬ奴だって思ったくらいです。その後何とかベッドに這いつくばって移動し、指のしびれが気になりましたが、これ以上動けそうにないので、痛みを我慢しつつ睡魔に身を委ね寝てしまいました。

翌日無事生きて起床できましたが、やはり右手の親指人差し指中指の3本にマヒが残り、整形外科へ。この時はまだ、生活保護を受けておらず自身の貯蓄で凌いでいたころなので、自動車で移動出来たのは幸いでした。色々検査をしてもらった結果そのうち治るでしょうとのこと。まぁ、凡そのマヒは治ったんだけど、3指の先っちょはマヒしたまんまになっちゃいました。私生活には全く問題ないです。大きな脳挫傷にならなくてよかった。

その後歯医者にもいったんだけど、衝撃で根本が何本か逝ってしまって・・・。まぁ、総入れ歯になる日がだいぶん地数いちゃったかもしれません。とりあえず無理やり付け直してもらって今に至ってます。

紆余曲折合って、炭酸リチウム再開

いろいろ、薬の合う合わないを繰り返してきて、一時期はスルピルドだけ処方してもらってました。効果はどの程度あるのか自覚はできてないけど、スルピルドは副作用が殆どなかったから。ただ、定期的に薬を服用するのも実は難しくて、正しい用量を服用できていなかった。平気で1か月分とかたまっちゃって、たまったら使い切るまで処方箋出さないでもらってっていう繰り返しが続きました。

薬飲むの忘れちゃうんですよね。自分の中にあるルーティーンに組み込めればいいんだけど、なかなか組み込めない。自分の中でそれが必要だと無意識レベルですり込めないとダメみたい。

月日は経ってある日、主治医の先生から炭酸リチウムもう一回ためしてみるかい?って話をいただいた。色々なことが出来そう、一歩が踏み出せそうで踏み出せない、そんな時期。もちろん最初は少なめで徐々に確認しながら。服用を再開していくとやはり震えが出始める。が、まだ1回しかこぼさないで、工夫と準備で何とかやれている。また頻繁に火傷するようだと考え直さなければいけないけど、今は何とかやっていけています。何より第2次炭酸リチウムの処方から、薬がちゃんと飲めるようになったこと。たまに忘れそうになってパニックになりがちだけど、今までと違ってちゃんと飲めている。

こんなこと今まで無かったので、何か一つ前進できたのかなってのと、意見のアウトプットできなくなっていた自分が、このブログをはじめられたのは、薬の効果なのかな?それともただの躁状態になっているだけなのか・・・。

という紆余曲折があり副作用大変だったけど、今はスルピルド炭酸リチウムを服用しています。

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